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開発の背景
慶応大学理工学部の学生時代に、中間言語を利用した機械翻訳に関する研究を行った。これは、英語・仏語・ドイツ語・中国語・韓国語・日本語等の多数の言語間の翻訳を、直接言語間で翻訳するのではなく、各言語をいったん中間言語に翻訳し、中間言語から多言語へ翻訳するという内容である。nカ国語について全て、直接言語間で翻訳を行う方式では n×(n-1) 個の翻訳が必要であるが、中間言語を介すると 2×n 個の翻訳となり、3<=n ならば 2×n <= n×(n-1) となるので翻訳数は少なくて済む。言語数が多いほど翻訳数の削減に効果が上がる。

この中間言語の発想は、対象を言語に限定せず「コンバート一般」に拡張することができる。「FAT BECKY - WIN将棋」で公開した「ConvertShogiData2」は、数多くある将棋棋譜データ形式(.kif、.csa、FB将棋形式、その他)を中間言語に「XML」を採用して相互にコンバートするアプリケーションである。
これらの研究開発で培った技術を生かし、今回のプログラム言語に関する「多言語間コンバータ」の開発に取り組むことにした。
最新のプログラム言語の中には未だ発展途上のものもあり(例:ActionScript2.0 -> 3.0)、今後仕様変更や拡張が行われる可能性がある。このような場合においても中間言語方式を採っていれば、対中間言語のみに対応させればよく、他の言語全てに対応させる必要はない。将来的な対応・メンテナンスにおいても効果が期待できる。
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